本ページでは、Active Directory 環境における Group Policy(GPO)の詳細設計を整理する。
本設計では、GPOの構造、分類、適用方法および運用観点を定義し、具体的な設定値については環境要件に応じて調整することを前提とする。
GPOは、設定を配布するための機能ではなく、環境の標準化および運用効率化を実現するための基盤として利用する。
GPOはOU単位で適用する構成とする。
GPOは機能単位で分割する。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| BASE | 基本設定 |
| SEC | セキュリティ設定 |
| OPS | 運用制御 |
| APP | アプリケーション設定 |
GPO名称は以下の形式とする。
[区分]_[対象]_[機能]
例:
GPOはOU単位の適用に加え、セキュリティグループを用いて適用範囲を制御する。
※適用方法(OU / フィルタ)の使い分けは環境要件に応じて決定する
GPOは以下の順序で評価される。
Local → Site → Domain → OU
後から評価されるGPOが優先されるため、
設計時点で競合が発生しない構造とすることが重要である。
以下に代表的な設計例を示す。
※具体的な設定値は環境要件に応じて調整する
👉 セキュリティレベルを統一することで、
リスク低減および管理性向上を実現する
👉 更新の暴発を防ぎ、業務影響を最小化する
👉 利用環境を統一し、ユーザーサポートを容易にする
GPO変更は本番適用前に検証を実施する。
GPO変更は以下の手順で実施する。
変更前にはバックアップを取得する。
以下の観点で定期的に確認を行う。
本設計では、GPOを機能単位で分割し、OUおよびセキュリティフィルタを組み合わせて適用する。
これにより、設定の標準化、運用負荷の低減、およびセキュリティ統制を実現する。
詳細な設定値については、環境要件に応じて個別に設計する。